仏さまってどんな人?
仏さまは何でも知っているの?
仏さまは優しいの?
仏さまはいつもわたしを心配してくれているの?
仏さまってどこにいるの?
仏さまは空の上にいるの?
仏さまは風に乗っているの?
仏さまは大地にいるの?
仏さまには会えるの?
仏さまを見たことある?
仏さまの仏像を見たことある?
仏さまの姿を見たことある?
人には様々な心が働き、怒りや、貪(むさぼ)り・愚痴・自惚(うぬぼ)れ等、他人とトラブルになる感情が表れるが、それは、思いや考えの狭さ、所有欲の強さからくる偏見によるものだ。また、知識が浅いにもかかわらず、自分の見解を押し通すことによるトラブルもある。
しかし、このトラブルこそ仏さまの慈悲なのかも知れない。
「深くもろもろの邪見(じゃけん)に入って 苦をもって苦を捨てんと欲す 是の衆生のための故に しかも大悲心(だいひしん)を起しき」
トラブルが起きる時は、自分を守るため嘘に嘘を重ねるように、偏見の上に偏見を重ねた論法を用いる。絡まった糸を余計に絡めてしまうのだ。
この時、少し心に余裕を持って見て欲しい。相手の姿の中に仏さまが拝めるかも知れない。
自分にこだわらないで、他人を見てごらん。
怒りの中に笑顔があるよ。
自分に慈悲の手を差し伸べて下さる、仏さまの笑顔が。
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