開目の章 |第18回「大聖人との触れあい」 by Taiko

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 日蓮聖人と時を隔てて生きている私たちは、大聖人の生のお声を聞き、教えを頂戴することはできません。もちろん、生身のお姿も拝見することは叶いません。肖像画やご尊像から、お姿やお声を想像することしかできないのです。

 しかし、当時のお弟子やご信者の方々は、松葉谷(まつばがやつ)のご草庵で、佐渡島で、身延山で、法門はもちろんのこと様々なお話を直にされたことでしょう。

 また日蓮聖人は、地方に住むお弟子やご信者にはお手紙を通じてご指導にあたられ、大切な法門についても論文としてまとめ上げておられます。中でも配流の地・佐渡島で書かれた代表的論文『開目抄』そして『観心本尊抄』。この二書がなければ、大聖人の教えの真骨頂・真髄を知ることはできません。

 ところで、伝え聞くところによりますと、当時のお弟子やご信者は、日蓮聖人からのお手紙が届けられ披露する時、座敷をしつらえて大聖人をお迎えするかのように準備をされたそうです。

 鎌倉と平成、時移り世は変われども、日蓮聖人は貴方の前におられます。大聖人の著書を拝する時、大聖人のお声が聞こえ、貴方に語りかけて下さいます。

 私たちが日蓮聖人と異体同心に、そして「日蓮聖人の弟子である」との自覚が生まれた時、目の前のご尊像を、血の通う生身の大聖人と拝することができるのです。

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