01 | 衣食足りて礼節を知ったか | Ufo | 「一杯の掛けそば」については、テレビや週刊誌、果ては国会の委員会質問にまで美談として取りあげられ、瞬(またた)く間に全国知らぬ者とてない有様となった経緯については、誰もが知っていること… | ||
02 | ちょっと怪ッ体やな、健康ブーム | Ufo | 昔、紅茶きのこが大流行したことがあった。年配の方はよく御存知だと思うが、日本全国かなりの家庭に広口ビンに入った紅茶きのこが育てられ、あの薄気味悪い姿を見せていた。新聞・TV・週刊誌等… | ||
03 | 戦後の見事な成果 | Ufo | かわいい幼女達が殺されてしまった。 容疑者・宮崎勤の逮捕・起訴に至るいきさつは、TV・新聞・週刊誌などで連日いやというほど報道されていたので省くが… |
||
04 | 宇宙論・生命とミステリー | Ufo | 「ホーキング宇宙を語る」がベストセラーに入った。いわゆる科学啓蒙書が大人気を博するのは、カール・セーガン博士の「コスモス」以来のことである。セーガン博士の場合はテレビ時代に相応しく… | ||
05 | 宇宙論の続きのようで、 そうでないような |
Ufo | 前回に限らず、思想や姿勢が一方に片寄ることの「非」については一貫して書いてきたつもりなのだが、いま少し……。 「未知なるものが眼前にあることの恐怖・不安を解消するのに… |
||
06 | 壁はなくなったが | Ufo | 拙僧が行堂に入っている間に世界は大変な様変わり、正に驚天動地の大騒ぎであったらしい。 ポーランド・ハンガリーを初めバルト三国など、妙な動きだと思っていたら… |
||
07 | ゲーム大好きおじさんは、 日頃こんなことを考えている |
Ufo | 谷川浩司といえば将棋の天才、名人である。最近の棋界ではチャイルドブランドなる言葉があり、十代の若い棋士(きし)が大活躍しているが、彼はその先駈けとなった人で「近頃の若い者は…」などと… | ||
08 | 人類の危機が、今始まった | Ufo | 前々回から二ケ月たった。時間の推移がとてつもなく早いこの頃のこと、拙僧のことなど大方忘れ去られているだろうが、どっこい世の中様々、拙僧は坊主のくせにけっこうシツコイのである。 | ||
09 | 二元論を聞いて気楽に行こう | Ufo | 陽と陰・善と悪・愛と性・精神と肉体・天と地・外向的と内向的・ネアカとネクラ・理論と実践・知識と知恵・理性(知性)と感情・聖と俗・ハレとケ・資本家と労働者・積極的と消極的・楽観的と悲観的… | ||
10 | この夏の暑さでボケました | Ufo | 今年の夏はとても暑かった。各地の気象台で、観測開始以来の記録が続出している(それにつけても、日本スポーツ界の寂しさよ。「日本記録が即ち世界記録である、というようなことは未来永劫ないのでは… | ||
11 | 日本のスポーツさぜ弱い(1) |
Ufo |
アジア大会が終った。 最近の日本のスポーツは実に弱い。今大会にしても中国がトップであろうという予想はあったが、韓国にも抜かれてしまった。「最近の」と書いたが… |
||
12 | 日本のスポーツなぜ弱い(2) |
Ufo |
前回の続きであるが、前回わかりにくい書き方をしてしまったところがあったので、お詫びするとともにもう一度書く。疲労に関する実験の手順と、その意外な結果についてである。 | ||
13 | 将来も起きる湾岸戦争 |
Ufo |
この時期、何か書くとすれば、やはり湾岸戦争に触れないわけにはいかないだろう。 蛇足ながら言えば、近頃やけに「やはり」或いは「やっぱり」を連発する人が増えた。 |
||
14 | どれ。奥の手で…… |
Ufo |
日頃の不勉強がたたって、いよいよ書くネタに困って来た。この原稿も、編集局長から申し渡された〆切日を過ぎてしまっている。編集局の皆さん、ゴメンナサイ。 そこで奥の手を。 |
||
15 | ファッション、ファッション、 ファッション |
Ufo |
“ファッション時代”なる言葉が生まれ、人の口によくのぼるようになって既に久しい。若者達は相も変らず身をやつすのに現を抜かしているのだろうが、それも話題にならなくなった。いよいよ定着した… | ||
16 | 偏差値も冷静に見てみると…… |
Ufo |
学習塾帰りの小学生が、夜遅く電車でおしゃべりしている姿を見かけるようになったのは、何年位前からのことだろう。学習塾ブーム、予備校ブームと言われて久しい。 それと同時に、「偏差値」に… |
||
17 | 偏差値社会改善策(1) |
Ufo |
前回お約束した通り、偏差値社会(以前の学歴社会)の弊害を除く方法について思いついたことを少し書いてみます。首尾一貫しない点がありましたら平に御容赦を……。 現今“マルチ人間”なる言葉が… |
||
18 | 偏差値社会改善策(2) |
Ufo |
さて「円融(えんゆう)」によって世の矛盾を解決する実践法について、ということだが、もちろんお釈迦様は、我々凡夫にとっても 可能な方法をお示し下さっている。 一例をあげれば、『妙法蓮華経… |
||
19 | 偏差値社会改善策(3) |
Ufo |
エーリッヒ・フロムというアメリカの精神分析医が、自らが治療した例として挙げていた若者の話である。 父親と兄二人が共に医者で、父も望み、本人も希望して医学部に… |
||
20 | 議論を偽論で 終わらせないために(1) |
Ufo |
我々の日常の会話を特に議論と言うことはあまりないことだが、しいて分類するとすれば、議論であることがけっこう多いようである。 もちろん、単なる報告である場合もあるし、命令だけを言うのが… |
||
21 | 議論を偽論で 終わらせないために(2) |
Ufo |
前回は、会議の場においては重要用語の定義をする必要があることを書いた。今回は論理の展開について書いて見たいと思う。 議論というものの内、最も議論らしい議論というのは… |
||
22 | 議論を偽論で 終わらせないために(3) |
Ufo |
前回まで会議の場における議論の進展のうち、理性的な部分について書いてきた。今回は情緒的な部分について書いてみようと思う。 本来議論というものは、問題の最良の解決策を探る作業なので… |
||
23 | 理性が危ない(1) |
Ufo |
この頃の世相を観ていると、ホラー映画の隆勢、UFOの目撃とか呼出し(愚僧がウケているのではありません、念のため!)、占いブーム、何やら怪し気な新宗教、新々宗教、霊能者や超能力者のモテモテぶり… | ||
24 | 理性が危ない(2) |
Ufo |
我々の心の働きを記述するについては古今東西様々な試みがなされている。例えば「理性・感情・感覚・直感」に分ける考え方とか、「仁・義・礼・信」と分ける考え方とかがよく知られているが… | ||
25 | 義理と人情 |
Ufo |
今回は、ひところよく口にのぼった「義理」と「人情」について、少し考えてみようと思う。 義理にしても人情にしても、その意味の範囲は漠然(ばくぜん)としていて、なかなかすっきりとは… |
||
26 | 浦島太郎の不安 |
Ufo |
昔々 浦島は 助けた亀に連れられて 龍宮城へ来てみれば 絵にも描けない美しさ この童謡を耳にしたことがないという人は… |
||
27 | 改 |
Ufo |
新年おめでとうございます。 年がかわることを「あらたまる」(つまり新しくなる)と言うが、英文法用語を使えば、これの他動詞が「あらためる」(新しくする)という言葉。今回はこのことについて… |
||
28 | マインド・コントロール されたい症候群 (1) |
Ufo | 日本の、と限定してよいのかどうか知らないが、マスメディアの中でも特にテレビは、大きな話題が一つあると皆一斉に飛び付き、そして次の話題がもてそうだとなると、前のことは忘れて又ぞろ一斉に… | ||
29 | マインド・コントロール されたい症候群 (2) |
Ufo |
前回は、マス・メディアが「マインド・コントロール」について、さらに『統一教会』の教義について、なぜ深く掘り下げようとしなかったのかという問題について取り挙げてみた。その際、理由を二つばかり… |
||
30 | I 先生の変貌 | Ufo | 先日、京都の妙覚寺に参拝した後、拙僧の大学時代の恩師である生田耕作先生にお会いした。「いまだに」などという言葉を使う程のお年でないとはいえ、変わらぬお元気さに安心し、大いに啓発もされてきた。 | ||
31 | この夏は、いつもと違う夏でした |
Ufo |
この夏は雨が多く、涼しくて、災害の多い夏であった。「棚経(たなぎょう)が比較的やりやくて良かった」と喜んでおれない程で、農作物の出来が悪く、地震やそれに伴う津波・台風・集中豪雨禍(か)等々… | ||
32 | UFOが飛ぶ(1) | Ufo |
近ごろ都にはやるもの |
||
33 | UFOが飛ぶ(2) | Ufo |
我々人間の感覚についてもう少し書いておこう。周知の通り人間の五感というのは不思議なもので、機械も及ばぬほどの精緻(せいち)さを見せるかと思うと、他方では実にいい加減、まったく信頼できない… |
||
34 | UFOが飛ぶ(3) | Ufo | 前号までは、UFO実在論者達の言い分の内「実在する」という部分について書いてきたが、今回はUFOが「何のためにやって来るのか」あるいは「何のために在るのか」という点について、彼らの言うことを… | ||
35 | UFOが飛ぶ(4) | Ufo | これまで三回に渡って書いて来たことは「巷間(こうかん=世間)でよく言われるほどには、特に若い人たちの間で言われているほどには、UFOは実在しないのではないか」ということである。ただし愚僧は… | ||
36 | 久しぶりの大和路(1) | Ufo | 先日、高校時代からの友人が久し振りに来阪した。翌日、三人で、もっと久し振りに奈良見物をした。今は東京在住であるが、奈良出身の彼にとっては珍しい所ではなく、関東出身の賢妻(けんさい)を… | ||
37 | 久しぶりの大和路(2) | Ufo |
次に行った三月堂では、不空絹索(ふくうけんじゃく)観音像が有名である。実物を見たことの無い方でも、入江泰吉さんの写真は知っている、という方は多いのではないかと思う。 |
||
38 | 久しぶりの大和路(3) | Ufo |
次いで西の京へ行ったのだが、西の京のことを書く前に、前回書き落としたことがあるので、それを少しく……。 |
||
39 | 久しぶりの大和路(4) | Ufo |
前回の続きを今少し。 |
||
40 | 大震災(1) | Ufo |
先ず、この度の阪神大震災で亡くなられた方々には謹んで御冥福を祈り、又被災された方々に心より御見舞い申し上げます。 |
||
41 | 大震災(2) |
Ufo |
「成仏とはいかなるものぞ」と大袈裟(おおげさ)に問うまでもなく、仏教の教義をほんの少しでもかじってみればすぐに分かることである。何しろ仏教の根幹の問題であるから、仏教解説書の類には必ず… | ||
42 | 妖 夢 | Ufo |
昨夜夢を見た。 |
||
43 | こんなところまで | Ufo | 街を歩いていて、ふと気づいたことがある。その学者のフェティッシュが恐らく足であったのだろう、見るともなく見ているのが女性の足元、というわけで、足先の開きぐあいがどうやら年令と… | ||
44 | 才能って一体何だ?(1) | Ufo | もう死語に近くなったが、「駕籠(かご)に乗る人、かつぐ人、そのまたわらじを作る人」というのがあった。戦後、この言葉は平等の原則に反する、ということで排除されていたのだが、もう一度よく… | ||
45 | 才能って一体何だ?(2) | Ufo |
前回に続いて「才能」について少し考えてみたい。 |
||
46 | 仏になったらどうなるの?(1) | Ufo | オウム真理教が起した数々の事件についての報道も、少し鎮静化に向っているようだ。ずいぶん非道なことをしたものだが、いまだに麻原を聖者であると信じている者がいるそうな。彼らの問題も含めて… | ||
47 | 仏になったらどうなるの?(2) | Ufo |
前回を受ける形でありながら、少々唐突かもしれないが、本宗の法話について考えて見たい。 |
||
48 | 仏になったらどうなるの?(3) | Ufo |
前回と前々回に書いたことを考え合わせ、いわゆる旧仏教が何を求められているかについて、いま少し書いてみたい。 |
||
49 | 仏になったらどうなるの?(4) | Ufo | 旧仏教が葬式仏教・法事仏教と言われるようになって久しいが、だからといってまったく活力が無くなったかというと、そうでもないように思える。こう書くと通夜・法事での法話を連想されるかもしれないが… | ||
50 | 仏になったらどうなるの?(5) | Ufo | 前回まで「成仏」ということについて、その周辺をうろうろしてきた。まさに成仏と同じく、すっきりと解からぬことを、すっきりとは解からぬようにしてきたようだ。すっきりと解かるはずのことを… | ||
51 | 嘘つき役人・嘘つき教師に 嘘つき放送局(1) |
Ufo |
まるで落語の三題ばなしか出来の悪い早口言葉のようで、このタイトルを見れば愚僧の言いたいことはおおよそ解ってしまいそうであるが、すこしばかりご辛抱をお願いしたい。 | ||
52 | 嘘つき役人・嘘つき教師に 嘘つき放送局(2) |
Ufo | 前回の原稿を書いている時、某百貨店の事件が起きた。商法の規程に違反して、総会屋に莫大な金額が流されていたものである。これなども言わば氷山の一角、業種を問わず、時所を選ばず続いて来たもので… | ||
53 | 嘘つき役人・嘘つき教師に 嘘つき放送局(3) |
Ufo |
前回まで、日本の現状を憂える文章を書いてきた。日本が、戦後の五十年余りで急激に変わったのか、あるいは明治からの変化がそのまま続いてこうなったのか知らないが、とにかく今の日本はおかしなこと… |
||
54 | カラスが道具を……(1) | Ufo |
カラスも道具を作り、それを使って餌を採るそうな。いささか旧聞に属するが、2002年8月9日の毎日新聞にこのような記事が載った。さわりだけを紹介すると、 |
||
55 | カラスが道具を……(2) | Ufo |
旧約聖書の次の言葉をご存知の方も多いだろう。 |
||
56 | カラスが道具を……(3) | Ufo | 自然科学が生物をも「もの」としてしか扱わないことについては、つとに批判もあるようだ。が、信ずる「神」の命令とあれば、まあそれは致し方のないことでもあるし、そのことが利点になっていることも… | ||
57 | キャッチアンドリリース(1) | Ufo |
【2007年11月23日 AFP】 |
||
58 | キャッチアンドリリース(2) | Ufo |
まず、動物の種の間での知能の優劣など確定できるのかどうか、一体どんな基準で言っているのか、その基準は納得できるものかどうか、説得されてみたいものだ。かつて脳の大きさ(重量)で… |
||
59 | キャッチアンドリリース(3) | Ufo | 我々人間は他の動物に比べると、食べることのできるものが非常に多種類だ。雑食だから肉食・草食動物に比べれば当然なのだが、同じ雑食性の動物と比べても種類は圧倒的に多い。相手が生物であれば… | ||
60 | 黒人?大統領 | Ufo | アメリカ合衆国大統領にバラク・オバマ氏が就任された。アメリカ合衆国初の「黒人大統領」なんだそうである。日本のマスメディアはほぼ同じように伝えている。愚僧にはこれが不思議でならない、というか… | ||
61 | 宗教は科学と対立するか?(1) |
Ufo |
宗教と科学が対立している、あるいは対立した歴史がある、とはよく言われることである。 |
||
62 | 宗教は科学と対立するか?(2) | Ufo |
さて前回のを読まれてのご感想はどうであろうか?当時の若者達や愚僧にご賛同の方が圧倒的多数であろうと推測される。世の常識というものはそれほど的を射ていないものばかりではない。この問題などは… |
||