小坊主のつぶやき |頂きます、ご馳走様 by Shojoji

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 最近、食事をしていてこの言葉をあまり耳にしなくなったのは気のせいなのか。

【いただく】1.食う、飲む、貰うの謙譲(けんじょう)語。2.敬い仕える、仰ぐ、捧げる。【ごちそう】1.馳走(ちそう)の丁寧(ていねい)語。2.駆(か)け走る事、駆け回る事。3.振舞(ふるまい)、もてなし。と、広辞林にはそれぞれの意味が載っていた。

 仏教の言葉には「飲食(おんじき)」というのがある。飲物や食物という意味の他に、花や香・灯明(とうみょう)などと共に、仏さまに供える供物の一つという意味もある。

 お釈迦(しゃか)さまはご存命中、ほとんど毎日、ご信者方から食事に招かれていたそうだ。別の言い方をすれば、毎日この「飲食」の供養を受けていらっしゃったことになる。

 お釈迦さまと私たち。口にするものは違っていても、お釈迦さまだって必ずその時は「頂きます」「ご馳走(ちそう)様でした」と、インドの言葉でおっしゃたと思う。いや、間違いなくおっしゃっていたはずだ!近頃はお坊さんでさえ、この大切な言葉を忘れてしまっているような気がする。

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