小坊主のつぶやき |高山参り by Shojoji

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 先日、町内会のお坊さんと共に、淡路島(あわじしま)まで一泊二日の研修旅行に行ってきた。初めて渡る明石(あかし)大橋に感動!しかも天気は快晴。これも日頃の精進(しょうじん)の賜物(たまもの)?また島に渡り淡路三山(千光寺・常隆寺・東山寺、いずれも真言宗)を訪れた折、色々と興味深い話をうかがうことができた。

 ここ淡路では、人が亡くなり四十九日=満中陰(まんちゅういん)を迎えると、高い山の上のお寺にお参りし本堂で団子(だんご)をころがすという「高山(たかやま)参り」の風習があるのだそうだ。

 なぜそのようなことをするのか。それは、故人の霊は高いところを浮遊しているので少しでも近くで供養したい、また団子を転がすのは、閻魔(えんま)さまや鬼たちの気をそらして霊山に行きやすくしてやりたいとの願いからだということだった。

 関西では四十九個の小餅と笠の餅(人の形を模して切る)を供養するが、相通じるものを感じる。有意義な昼の研修に加え、夜の研修では海の幸をたっぷり頂き、お酒も少々頂き、皆上機嫌だった。

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