小坊主のつぶやき |
先日、子供を公園で遊ばせていると、すぐそばで中学生くらいの少年たちが5〜6人で野球を始めた。 もちろん、その公園での野球は禁止。他にも小さな子供たちが遊んでいるのに、彼らは気にもとめず野球を続けようとしたので、ついに業を煮やし少年たちを注意しに行った。 しかし彼らの内、ようやく謝ったのは二人だけで、あとの少年はまったく悪びれもせず、ふてくされたまま謝りもしない。恐いものの代表として、地震・雷・火事・親父(おやじ)があげられたのは昔の話で、今は地震・酸性雨・放火・少年とでも言おうか……。 いつの間にか、近所にたくさんいた「怖い親父」の姿をあまり見かけなくなった。まったくなげかわしい限りだが、まず近所の他人より実の親の一人一人が、親としての自信と責任を失っていった問題の方が大きい。 |