のほほん評判記 |
貴方は今の自分に満足していますか?自分を変えて見たいと思ったことはありませんか? 美しくなりたいと思うのも自分を変える一つです。今日巷(ちまた)で流行っているエステなるものもその一つですが、美しさの追求は今に始まったことではなく、古今東西、男女の区別無く行われてきたものです。 時代と共に美しさの基準は変わってきました。昔はふくよかな「お多福(たふく)顔」や「瓜実(うりざね)顔と言ったし、少し前はソース顔やショウユ顔と言いました。今や男性エステも登場し、顔を泥パックや、オイルマッサージをしてもらったり、眉(まゆ)を細くカットしてもらったり、化粧してもらったりするのです。ひと昔前なら「男性は眉太く筋骨隆々(きんこつりゅうりゅう)逞(たくま)しく、女性はやさしく、しとやかに」と言われて育てられました。しかし、今ではこのような言葉を口にすると「セクシャル・ハラスメント」として訴えられるそうです。 さてさて外側ばかり飾っても、内側が整っていなければ本当の美しさではありません。ただ虚飾でしかないです。美しい笑顔は、整った心から出てくるものです。内側が整っていればおのずと外側に現れ、何も飾らなくても充分に美しい。これからの時代に大切なのは、外側のエステではなく、内側の、心のエステではないでしょうか。 そこでおすすめするのがこの本。文明・文化が進めば進む程、人の心は荒(すさ)び、人間関係が希薄(きはく)になるもの。人間関係が希薄になるほど法律や規則が増え、さらにそれらに縛(しば)られてしまいます。 この本はそんな私達に自分の経験や、お釈迦(しゃか)さまの教えを分りやすく引用し、今の貴方の考えを「もう少しこの様に変えてみたら?」と教えてくれているのです。 さぁ、生まれ変わろう。法華経(ほけきょう)は心のエステの特効薬。みんなで変われば怖くない(ちょっとふるかったかな……)。 |