日蓮大聖人降誕会 |予言の人は現れた by Taiko
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2月16日という日

image 日蓮聖人がお生まれになった二月十六日には、そのご威徳(いとく)を讃えて「日蓮聖人降誕会(にちれんしょうにんごうたんえ)」が営まれます。

 その前夜、お母さまの梅菊は体内に大きな日輪が入ってくる夢をご覧になり、またお生れになったと同時に浜辺の岩からは清水がわき出し、沖に無数の蓮華が咲きほこったと伝えられています。このような現象は伝説にすぎないと思われるかもしれませんが、それらが七百年にわたって信じ伝えられてきたことから、日蓮聖人が後の人々にとってどれほど大切な方であったか分かります。

末法の衆生を救うために

 ご出家されてからの日蓮聖人についてはよく知られていますので、ここではご降誕の意義について触れましょう。

image 日蓮聖人がお生まれになることは、すでに三千年ほど前に法華経の中で予言されていました。法華経はすべての存在を救うために説かれたお経ですが、特に正しい教えも修行も失われた「末法(まっぽう)」の世に生まれたものを救うことが強調されています。そこでお釈迦さまは、後の世のために「上行菩薩(じょうぎょうぼさつ)」を初めとする大勢の「本化(ほんげ)の菩薩」にその任を託(たく)されているのです。そして現実に末法の始めとなって、自ら本仏釈尊に誓われた通り、上行菩薩はこの世に出現されます。

 法華経の『如来神力品(にょらいじんりきほん)』で「この人、世間に出現してよく衆生の闇を滅ぼす」と説かれ、また「法華経が末法において、インドの北東にあたる国で栄える」といわれたことが、日蓮聖人のご出現で現実のものとなったのです。

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