やさしい法華経物語 |バックナンバー
01 勧持品 第13

Taisu

 私は、このように伝え聞きました。
 そのとき大勢の偉大な菩薩(ぼさつ)や聖者たちをはじめ六千人にも及ぶ尼僧(にそう)たちが、お釈迦(しゃか)さまがこの世から去られた後も…
02 安楽行品 第14-1

Taisu

 お釈迦(しゃか)さまが入滅(にゅうめつ=亡くなること)された後の悪世においても、ひるむことなく法華経(ほけきょう)を説き弘めることを誓った大勢の菩薩(ぼさつ)たち。彼らは皆、修行も智恵もいまだ浅い…
03 安楽行品 第14-2

Taisu

 次に「四つの安楽行(あんらくぎょう)」の内、第二番目の安楽行では、法を説く時の言葉使いについて、節度を守り、あやまちのないように努めなければならないことが説かれました。
04 安楽行品 第14-3

Taisu

 すでに「四つの安楽行(あんらくぎょう)」の内、身(しん)安楽行・口(く)安楽行・意(い)安楽行の三つが明らかにされました。そしてお釈迦(しゃか)さまは今、最後の一つを解き明かされようとしています。
05 従地涌出品 第15-1

Taisu

 お釈迦(しゃか)さまの前には文殊(もんじゅ)・弥勒(みろく)・普賢(ふげん)・薬王(やくおう)という名の菩薩(ぼさつ)を始め、数え切れないほどの菩薩達がおられました。しかしこれらの菩薩は皆、
06 従地涌出品 第15-2

Taisu

 大地の下の虚空界(こくうかい)より雲の湧き出るように現れた、上行(じょうぎょう)・無辺行(むへんぎょう)・浄行(じょうぎょう)・安立行(あんりゅうぎょう)を中心とする、計り知れない数の菩薩(ぼさつ)達。
07 如来寿量品 第16-1

Taisu

 その時お釈迦(しゃか)さまは、菩薩(ぼさつ)たちを始めその場に居合わせたすべての人々に向かって、三度も繰り返して告げられました。
「優れた者たちよ。奥深き真理を…
08 如来寿量品 第16-2

Taisu

 お釈迦(しゃか)さまはご自身の寿命が永遠であることを、宇宙的な数(無限の数)をもって例えられました。これに対して弥勒菩薩(みろくぼさつ)は、数えることもできなければ、考えることも及ばないとお答えになります。
09 如来寿量品 第16-3

Taisu

 人々を迷いの世界から救うことができ、しかも永遠の寿命を持つ仏が、ご自身ただ一人であるということを、お釈迦(しゃか)さま自らが明かされました。そして次のようにお話を続けられたのです。
10 如来寿量品 第16-4

Taisu

 お釈迦(しゃか)さまは、ご自身が永遠の寿命を持ち、これからもずっと教えを説き続けることを約束されました。そして、それでもその身をこの世から隠される理由を、次のようにお説きになったのです。
11 如来寿量品 第16-5

Taisu

 それは、薬の処方に熟練(じゅくれん)した医者と、その子供たちの物語でした。
 あるところにとても優れた医者がおり、調合した薬によって大勢の人々の病いを治していました。またその医者は大変な子福者で…
12 如来寿量品 第16-6

Taisu

 お釈迦(しゃか)さまは、さらに次のようなお話をなさいました。
「それは考えもおよばないほど、はるか昔のことである。その時からずっと私は悟りの境地に住しており、常に人々に教えを説いている。
13 分別功徳品 第17-1

Taisu

 その時お釈迦(しゃか)さまは、弥勒菩薩(みろくぼさつ)に次のようなお話をされました。
「私の寿命の長さが説き明かされ、六十八のガンジス河の砂の数にも等しい程…
14 分別功徳品 第17ー2
随喜功徳品 第18
法師功徳品 第19

Ufo

 あたり一面、見渡す限りの仏さまを前に、お釈迦(しゃか)さまは法華経(ほけきょう)を修行する功徳(くどく)を説かれました。
「私の寿命が無限であることの意義を理解し、私の慈悲(じひ)を…
15 常不軽菩薩品 第20

Ufo

 お釈迦(しゃか)さまは、法華経(ほけきょう)を聴き、信じることの功徳(くどく)、中でもお釈迦さまの寿命が無限であることを信ずる功徳を説かれると、さらにこのような話をされました。
16 如来神力品 第21
属累品 第22

Ufo

 お釈迦(しゃか)さまから常不軽菩薩(じょうふきょうぼさつ)の教えを聴いた人たちの中から、上行菩薩(じょうぎょうぼさつ)たちが前に進み、こう申し上げました。
「私たちは、お釈迦さまが身…
17 薬王菩薩本事品 第23

Ufo

 そのとき宿王華菩薩(しゅくおうけぼさつ)は、その場にいる者たちのために、薬王菩薩がどのような修行をしたのか尋ねました。
 するとお釈迦(しゃか)さまは、こうおっしゃいました。
18 妙音菩薩品 第24

Ufo

 そうしてお釈迦(しゃか)さまは、またも東方をお照らしになられました。するとそこには、妙音菩薩(みょうおんぼさつ)が照らし出されたのです。この菩薩は大変大勢の如来(にょらい)さまに供養して…
19 観世音菩薩普門品 第25

Ufo

 その時、無盡意菩薩(むじんにぼさつ)が立ち上がり、右の肩をあらわにして合掌してお釈迦さまにたずねました。
「どんな由来があって、この方には観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)という名が…
20 陀羅尼品 第26

Ufo

 その時に薬王菩薩(やくおうぼさつ)が立ち上がり、右肩をあらわにし、合掌してお釈迦(しゃか)さまに尋ねました。
「お釈迦さま。この法華経を受持(じゅじ)して、読んだり唱えたり写経することの…
21 妙荘厳王本事品 第27
普賢菩薩勧発品 第28
Ufo

 お釈迦さまは、次ように続けられました。
「その昔『雲雷音宿王華智仏(うんらいおんしゅくおうけちぶつ)』という仏さまがおられて、その国には『妙荘厳(みょうしょうごん)』という名の王がいた。

 

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