立教開宗会 |なぜ法華経を立てたのか? by Taiko
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単なる信仰ではない

 仏教すなわちお釈迦さまの教えを信じることは、霊感や「お告げ」といわれるような、何やら得体の知れないものを信じることではありません。

 世間でよくいわれる「政教分離(せいきょうぶんり)」や「宗教と科学の対立」といった言葉のおかげで、宗教とは「理屈に合わないことを信じること」と思われているようです。一方では「宗教など信じられない」と言う人もあり、もう一方では「理性的」「合理主義」といった精神を重視する戦後のかたよった教育の反動で、「理屈に合わないからこそ信じる」という若者も増えています。このように仏教も他の様々な宗教もすべて一緒にして、全体に誤解したイメージを引きずっている方が多いのではないでしょうか?

image 確かにキリスト教には、今日ではすっかり一般常識となった「進化論」と相いれない、神が人間や世界を創造したという教義があります。だから仏教についても内容を詳しく検討されることなく、同じように非合理的なものと考えられてしまったのでしょう。

 実は過去に西洋の科学者やキリスト教の神父たちは、世界の創造という神の奇跡について、神の意思が自然界に精妙(せいみょう)に反映していることを証明しようとしました。そこで様々な観察や実験をし理論を立てたのですが、かえって聖書の内容が間違っていることを証明する結果になってしまったのです

 しかし先に述べた四依文のように、冷静かつ公正な教えに象徴されるような仏教は、もともと究極の合理性を備えています。先の科学者や神父たちがされたのと同様、あらゆる面から仏教を深く考究された日蓮聖人が出されたのは「仏教は私たちの歩むべき道を正しく指し示しており、法華経こそ仏教の中心である」という結論でした。

お寺へ行こう!
 私たちは立教開宗の意義を深く心の内におさめ、お釈迦さまが本当におっしゃりたかったことを後世の私たちに伝えて下さった日蓮聖人に対し、世界の平和を実現するため布教に励むことをお誓いしましょう。
 そして4月28日には、そのための道場であるお寺に集まり共に唱題修行いたしましょう。
お寺へ行こう!

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